日本史が好きな僕にとって憧れの都、京都。
2024年2月にリモートワークをきっかけに思い切って関東から京都へ移り住み、約2年間暮らしました。
結論から言えば、京都に移住して本当に良かったと思っています。
この記事では、会社員の僕が実際に2年間暮らして感じた京都移住のメリットとデメリット、そして「どんな人に向いているか」を正直にまとめます。
京都移住を検討している方の判断材料になれば嬉しいです。
なぜ京都に移住したのか

そもそもなぜ京都移住したのか?きっかけについて簡単にご紹介します。
リモートワークが可能になった
勤めている会社がコロナ以降リモートワークがメインになり、日本国内であれば業務に支障のない範囲でどこに住んでも良いという決まりになりました。
制度ができた当初、そのような働き方についてメディア等でもかなり取り上げられていましたが、まさか自分が移住するとは思ってもいませんでした。
妻の仕事が京都の店舗になった
そんな中、妻の働いている職場で異動希望を募る機会があり、軽い気持ちで「どこか新しい街に住めたら楽しそうだね」と言う話をしていました。
最初は軽い気持ちだったのですが、何回か話すうちに「人生80年くらいのうち、たった2、3年なら思い切って 移住してみよう。後で振り返ったときに絶対に良い思い出になる。」 と言う結論になり移住に踏み切りました。
京都という街への憧れ
僕も妻もお互いに関東生まれ、関東育ちで「京都」という歴史のある街に憧れがありました。
僕は小さい頃から日本史が大好きで、1000年の都に強い憧れがありました。
京都に住むメリット
続いて京都に住んでみて感じたメリットについてご紹介します。
歴史ある寺社が身近にある

京都といえば、歴史的な寺社仏閣が有名です。
誰もが聞いたことのあるお寺や神社はもちろん、 住んでいる場所の近くにあるちょっとした寺社仏閣も見所があります。
旅行で来るとスケジュールを詰め込んでしまいがちですが、住んでいるからこそ、心ゆくまで一つ一つの場所をじっくり楽しむことができます。

特に春には桜、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色など、四季折々の自然を感じられる景色が広がり京都の寺社はその美しさが際立ちます。
観光地として人気の高い金閣寺や清水寺、嵐山はもちろん、個人的には貴船神社や東福寺、常寂光寺といった少し落ち着いた雰囲気の場所もおすすめです。
京都移住してから100回以上は寺社仏閣を巡り、自称寺オタクになりました笑
自然が豊か

京都市街地から少し移動すれば、すぐに自然に触れることができるのも魅力です。
京都駅から電車で30分ほど行けば、鞍馬や貴船などの山や川が楽しめますし、自転車で市内を走っていても少し先に山々や川が見え、風景が東京とは全く異なることに気づきます。
特に鴨川は、京都市民にとって特別な存在です。
川沿いには多くの人が集まり、絵を描いたり、読書をしたり、友人と語り合ったりと、それぞれが思い思いの時間を過ごしています。
鴨川沿いをコーヒー片手に散歩したり、レジャーシートを持ってゴロゴロに寝そべったりしたのも良い思い出です。
海が綺麗

京都府には海のイメージがないかもしれませんが、実は日本海に面しており、丹後半島などは絶景です。
特に天橋立は日本三景の一つとして有名で、その美しさは一見の価値があります。
京都市内からも車で2時間ほどの距離にあるため、日帰りや1泊旅行で気軽に訪れることができるのも魅力です。

さらに、舞鶴や伊根などは漁業が盛んで、新鮮な海の幸が楽しめます。
京都に来てから海鮮がさらに好きになりました。 特に脂の乗った冬のブリはいつ食べても幸せな気分になります。
市場や地元のスーパーで手に入る魚介類も新鮮で、東京で生活していた時よりも家で魚を食べる機会が増えました。
こうした食の豊かさも、京都生活の魅力の一つです。
家賃が安い

家賃はやや高いものの、少し駅から離れるとかなりお得な物件が見つかります。
例えば、私が住んでいる場所は、京都駅から2駅ほどの距離で2LDKの広い部屋が11万円です。
東京の住居よりも家賃が安くなり、しかも部屋数が増えたのでリモートワークの仕事部屋としても活用できています。
広いスペースで仕事をすることで、仕事とプライベートの区切りもつけやすく、効率的に働ける環境が整いました。
さらに、周辺には緑も多くリラックスできる空間が広がっているため、精神的な余裕も生まれた気がしています。
ご飯がおいしい(特に海鮮)

京都は、食べ物も美味しいです。特におばんざいをはじめとする京料理は素朴で、素材の味を引き立てる調理法が特徴的です。
また、京都は食の激戦区であるため、どのお店もレベルが高く、外食を楽しむことができます。
基本的にはGoogle Mapの評価が4以上のお店を選んでいますが、どこに行っても満足できます。
観光客向けのお店は避けるようにしていますが、それでも美味しいお店には事欠きません。
アクセスが良い

京都はアクセスも非常に便利です。
東京までは新幹線で約2時間、大阪までは在来線で40分ほどで行けるため、仕事やプライベートでの移動もスムーズです。
また、奈良や滋賀などの隣県にもすぐに行けるため、週末に小旅行を楽しむことも多いです。
特に車を借りれば、四国や中国地方へのアクセスも容易で、日本各地を旅する拠点としても非常に魅力的です。
京都に移住してから
- 大阪
- 兵庫
- 奈良
- 滋賀
- 徳島
あたりは気軽に何回も行きました。
唯一の欠点は、空港が近くにないことで、関空や伊丹空港を利用する必要があるため、海外旅行には少し手間がかかりますが、それでも国内移動の利便性は高く、非常に満足しています。
京都に住むデメリット

続いて京都に住むデメリットについて正直にお伝えします。
観光客が多い
ご想像の通り、 観光客の数がすごいです。
特に桜や紅葉のシーズンの人気観光地は、道路一帯に観光客がごちゃまぜになることもあります。
僕は混んでいるシーズンは、あえて市街地から遠い場所や平日の朝イチなどで時間を外していましたが、 それでも人が多いなぁと感じることがありました。
京都駅から2、3駅の場所に住んでいたため、普段の生活では支障が出るようなことは無かったです。
夏は暑く冬は寒い
夏はとても暑く、冬は寒いです。
僕は暑くて有名な街の出身なのですが、 夏はそれに負けない位暑いと感じることが多かったです。
冬は、2024年から2026年にかけては地元の人も口を揃えて珍しいと言う位寒くなかったそうですが、それでも少し寒いと感じました。
外食費がかかる
これは個人的な要因かもしれませんが、期間限定の移住だったので気になったお店はどんどん行ってしまい外食費がかなりかかりました。
京都ならではのお店に行けたことは後悔しておらずとても良い思い出ですが、その分普段の生活の自炊や節約を頑張ればよかったなぁと感じています。
バス移動が大変
観光シーズンはバスが本当に混みます。
東京の満員電車くらい混むこともあります。近場であれば電車か、自転車、またはタクシーを使って移動するのがおすすめです。
特に金閣寺とか清水寺行きのバスはいつも混んでいるイメージです。
リモートワークは知り合いができない
これは当たり前かもですが、東京の仕事をしていいたため京都で知り合いはほとんでできませんでした。
今になってボランティアや習い事などで積極的にコミュニティを広げておけば良かったなと後悔しています。
京都移住に向いている人

続いて京都の街が向いている人についてご紹介します。
歴史が好きな人
真っ先に思い浮かぶのが、僕みたいに歴史が好きな人。
さすがに1000年以上も日本の中心であったこともあり、 歴史を感じさせる建物や場所が多くあります。
特に明治維新など、幕末の物語が好きな人にはたまらないと思います。
新撰組の刀傷や、坂本龍馬ゆかりの地などがたくさんあり、僕も「龍馬がゆく」を読んでから聖地巡礼しました笑
リモートワークで働ける人
東京までは新幹線で2時間なのでリモートワークを基本にしつつ、たまに東京に出社できる人にも京都はおすすめです。
普段は京都の広い家でしっかりと働きつつ東京の仕事をしてお金がもらえれば、生活コストを抑えつつ暮らすことができます。
自然豊かな場所で暮らしたい人
京都は川や山が生活の近くにあり、自然を感じることができる場所です。
京都駅から2、3駅とは思えないくらい自然が多い場所があったり、何なら山もあります。(京都駅から二駅の伏見稲荷大社がある稲荷山は230mの山です)
都会のゴミゴミした感じに嫌気がさしたり、高層ビルの殺風景な景色に飽きた方は京都の程よい自然が合うと思います。
僕も仕事で疲れた時などに自然を感じて癒された経験が、数え切れないほどあります。
京都移住に向いていない人
逆に京都移住に向いてない人についてもご紹介します。
刺激が欲しい人
東京のように、
- 新しい店が次々オープンする
- トレンドが常に更新される
- ビジネスチャンスが豊富にある
といった環境を求める人には、京都は少し物足りなく感じるかもしれません。
街の時間はゆっくり流れている気がします。それが魅力でもあり、退屈にもなり得ます。
歴史に興味がない人
歴史にあまり興味がない人は、有名な観光地をいくつか回ったところで似たような感覚になり飽きてしまうと思います。
同じ日本人としてはぜひ日本の歴史に興味を持ってもらい、京都を好きになって欲しいところですが。。
まとめ

以上、京都に移住したメリットやデメリットを詳しくご紹介しました。
振り返るとあっという間でしたが、 憧れていた京都に住めて本当に良かったと思っています。
二泊三日程度の観光ではなかなか行けない場所に行けたり、雰囲気の良い店でおいしい海鮮をたらふく食べたり、一泊二日で足を伸ばして旅行に行ったり、 本当に良い時間を過ごすことができました。
多少大変なこともありましたが、今となっては思い切って移住してみて本当によかったです。
迷っている方は、ぜひ思い切って移住してみてください。後悔しないと思います。
今日はここまで。 それでは良い旅を!